Study published in Pharmacol Res Perspect. on the efficacy of the inhibitor of serine palmitoyltransferase (SPT) in STAM™
Pharmacol Res Perspect.誌にて当社クライアント様 (中外製薬株式会社)による論文発表がございました。
Title
(Hada et al., Pharmacol Res Perspect., 2023)
本論文では、セリンパルミトイルトランスフェラーゼ (serine palmitoyltransferase, SPT)阻害剤であるCH5169356が肝星細胞の活性化を抑制と肝線維化について解析を実施されています。その結果、当社STAM™マウスにおいてCH5169356が抗線維化効果を示すだけでなく、炎症の抑制効果を示すことが明らかとなりました。
STAM™マウスは当社が開発した世界初のNASHから肝ガンを発症する病態モデルマウスです。
ヒトNASHと類似した病態(脂肪肝→NASH→肝線維化→HCC)を発症することから、NASH診断に用いるNAFLD activity scoreによるNASH病態の評価も可能であり、これまで多くの薬効評価試験や基礎研究に活用されてきました。
また、これまでにSTAM™マウスを用いた論文は70報以上が報告されており、NASH-HCCに関連する様々なターゲットやパスウェイに対して評価が行われおります。ご関心のあるターゲットがございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。
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