Study on the efficacy of dietary supplements in the STAM™ model published in BMJ Open Gastroenterology
BMJ Open Gastroenterologyにて当社クライアント様 (GN Corporation Co. Ltd)による論文発表がございました。
本研究では、黒酵母Aureobasidium pullulansのAFO-202株およびN-163株由来の2種類のβ-グルカンが、STAM™モデルの腸内細菌叢および糞便中のメタボロームプロファイルにどのような影響を与えるかを評価しました。本研究の結果より、これらのβ-グルカンがNASHの管理における有効な補助剤となる可能性が示唆されました。
■タイトル
(Preethy et al., BMJ Open Gastroenterol. 2022)
また、以前に当クライアント様はAFO-202株およびN-163株由来の、2種類のβ‐グルカンの単独または併用摂取が、STAM™モデルのNASH病態の進行にどのように影響するかを評価しております 【詳細はこちら】。2種類のβ-グルカンについて、AFO-202株由来は脂肪肝および肝細胞のballooning形成、N-163株由来は炎症と線維化を抑制することが示され、NASH治療に有用であることを明らかにしております。
近年、食事やサプリメントによりNASHを管理する話題や研究が増えています。当社は、化合物だけでなく、サプリメントなどを用いた評価試験の経験もあります。また、STAM™マウスはNASH治療薬の有効性を示す重要なクライテリアであるNAFLD activity scoreで評価が可能な病態モデルマウスです。
STAM™マウスをはじめ他のモデルマウスやこれまでの経験を用いて試験をご提案することも可能ですので、ぜひご検討ください。
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