STAM™ mice study: demonstration of MSCs-based cell therapy study for the NASH treatment
当社の非アルコール性脂肪肝炎 (NASH)モデル「STAM™マウス」を用いた、細胞治療によるNASH治療効果に関する薬効評価試験例をご紹介いたします。
( Najimi et al., Cells. 2022 ) Article Link ► [DOI: 10.3390/cells11182854]
本研究において、当社はNASHの初期または後期フェーズのSTAM™マウスにHALPCsを移植し、NAFLD Activity Scoreやシリウスレッド染色による線維化面積の評価を実施いたしました。また、シクロスポリンの投与により免疫抑制をいたしました。
その結果、HALPCsの移植により、主に肝臓の炎症と肝細胞のBallooningを抑制することでNAFLD activity scoreを有意に低下させ、また肝周囲の線維化を約30%減少させることが確認され、NASH治療効果が示されました。
本研究のように、間葉系幹細胞(MSCs)をはじめとする幹細胞を用いた、NASHに対する薬効評価研究や基礎研究にSTAM™マウスを用いることが可能です。
当社STAM™マウスにご関心やご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。