DURECT has published a news release regarding positive topline data from phase 1b study of DUR-928 in NASH
アメリカのDURECT CORPORATION社は、2020年5月26日NASH患者をを対象としたPhase 1b試験において血清ALT, AST, GGTおよびフィブロスキャンによる肝硬度測定で良好な結果が得られたと公表しました。
DUR-928は、endogenous epigenetic regulatorです。同化合物は、非臨床試験でSTAMTMマウスモデルを使用しており、STAMTMマウスモデルにおいて炎症および線維化を改善したことをAASLD2017で報告しています。
詳細は、下記のポスターをご覧ください。
http://www.durect.com/files/9514/9005/4676/AASLD2017_Emerging_Therapies_STAM.pdf
Phase 1b試験においてフィブロスキャンによる肝硬度測定の結果から、DUR-928は線維化を改善していることが示唆され、STAMTMマウスモデルを用いた試験と同様な結果が得られております。
今後、DUR-928のさらなる臨床試験の結果が得られることにより、STAMTMマウスモデルのNASH臨床予測モデルとしてのエビデンスが得られると考えられます。