Drug Efficacy Study in the STAM™ Model Published in Cells
Cells誌にて当社クライアント様 (Cellaïon (BEL))による論文発表がございました。
■タイトル
( Najimi et al., Cells. 2022 )
本論文では、著者らは、human allogeneic liver-derived progenitor cells (HALPCs)を当社のSTAM™マウスに移植したところ、NAFLD Activity Scoreが有意に改善されたことを報告しました。
これまでに、HALPCsは、肝細胞様細胞への高度な分化能を示し、強力な免疫調節・免疫抑制作用を有することが報告されています(Najimi, et al. Cell Transplant.2007; Khuu, et al.)
今回、STAM™マウスにおけるHALPCsの効果は、主に肝臓の炎症と肝細胞のBallooningを抑制することでNAFLD activity scoreを有意に低下させ、また肝周囲の線維化を約30%減少させることが確認されました。
本論文のように、細胞治療法はNAFLDやNASHの治療や予防に役立つことが期待され、当社のSTAM™マウスで薬効評価試験を実施が可能です。また、STAM™マウスはNASH治療薬の有効性を示す重要なクライテリアであるNASで評価が可能な病態モデルマウスです。
STAM™マウスをはじめ、他のモデルマウスやこれまでの経験を用いて試験をご提案することも可能ですので、ぜひご検討ください。
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