陽性対象ロフルミラストを用いた、COPDの非臨床薬効評価試験のご紹介
当社の新しい薬効評価試験サービスとして、ブタ膵臓エラスターゼ(PPE)誘導性COPDモデルを用いた薬効評価試験において、陽性対照にロフルミラストを設定しましたのでご紹介いたします。
陽性対照として設定したロフルミラストはPDE-4阻害薬です。
PPE-induced COPDモデルの主要評価項目である肺の組織学的解析によるMean linear interceptは、vehicle群と比較してロフルミラスト投与群で有意に低下し、ロフルミラストによる肺報壁の破壊を保護する作用が確認されました。
このロフルミラストの作用は、再現性が確認されております。
薬効評価試験における陽性対照の意義は、既知の有効な治療と同程度の被験物質の有効性を示すこと、及び、陽性対照と直接比較して被験治療の優越性を示すことにより被験治療の有効性を示すことです。つまり、陽性対照を設定することで、被験物質の薬効を陽性対照と比較して評価することが可能です。
このポジティブコントロールを用いて、貴社の被験物質の薬効評価試験を実施するのはいかがでしょうか。
当社COPDモデルのサービス内容について、さらに詳細にお知りになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。