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2024.03.08

【Case Study】Why do disease model mice change the outcomes?

肺線維化モデルを用いた薬効評価試験を考えている場合、画一的な病態モデルの使用ではなく、評価に適した病態誘導モデルを用いることで、被験物質の効果を最大限引き出すことが可能です。

 

本日はIPF研究における病態誘導期間と使用するマウス週齢の多様性を分かりやすくご紹介します。

 

当社ではマイクロスプレイヤーを用いたモデル作成に高い技術力を持っており、他社様で試験を実施された後、なかなか上手くいかなかったため、当社にご依頼いただくケースも多くあります。当社では、これまで150試験以上の実施経験があり、その結果を論文でもご報告いただいております。

 

 

以下の表は私たちの過去の経験に伴い、IPF研究における病態誘導期間と使用するマウス週齢の多様性を示したオリジナルの表です。

 

 

Young×Standardタイプ:まず肺線維化に対する効果を見たい場合

Aged×Standardタイプ:線維化修復能の低いマウスを使用したい場合

Young×Chronicタイプ:細胞治療など長期間の投与が必要な場合

 

当社ではこのように多様性のある研究のサポートを実施しています。

 

さらに以下では過去にMedicinova社が実施され、発表しているYoung×Standardタイプでの結果をご紹介いたします。

 

MediciNova, Inc, ICLAF poster, 2014

 

本化合物は臨床試験の第Ⅱ相試験を実施中の化合物となり、Lung hydroxyprolineやCTを用いた線維化評価も実施されています。

 

 

当社はお客様のモデルのタイプと試験に関するお考えをお教えいただければ、お見積りも可能です。

 

気になるご提案や費用面はお問い合わせください。

お力添えできれば嬉しく思います。