CCl4誘発肝線維症モデルは、肝硬変の薬効評価試験の広く使用されているモデルです。STAM™モデルとは異なり、ブリッチング型の線維化パターンを示し、強い線維化を発症するモデルです。試験期間が4週間と短く、線維化に対する被験物質のスクリーニング試験にも適したモデルです。弊社では、陽性対照としてバルサルタンを設定し、試験を提供しております。様々な線維化モデルの病理組織を評価して得られたノウハウを生かし、薬効試験のサンプルから情報を最大限に引き出します。
図1.CCl4モデルの肝臓シリウスレッド染色画像
正常マウスに比べて、CCl4モデルでは門脈域周囲での線維化が認められます。