CSRCSR

⾮臨床試験を提供することで、
新薬開発を促進し、患者の皆さまへ一日も早く新薬を。

このような理想を掲げるSMCラボラトリーズでは、
持続可能な開発⽬標(SDGs)、また企業としての社会的責任(CSR)を強く意識して取り組んでおります。

持続可能な開発⽬標(SDGs)

SMCラボラトリーズが主に取り組む開発⽬標

持続可能な開発⽬標(SDGs)は、2015年に国連総会で採択された2030年までに達成すべき世界共通の17⽬標です。17⽬標の中でSMCラボラトリーズ株式会社の事業に直結する⽬標3および9を最重点⽬標とし、それを実現するために事業活動の基盤となる2⽬標(⽬標4と⽬標8)を中⼼にSDGsの達成に向けて貢献していきます。

持続可能な開発⽬標(SDGs)

3すべての⼈に健康と福祉をすべての⼈に健康と福祉を

当社は、アンメットメディカルニーズの⾼い疾患の治療を⽬指した⾰新的新薬の創出に貢献しております。MASH(metabolic dysfunction-associated steatohepatitis)/NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)モデルマウスであるSTAM™モデルをはじめ、臨床相関性の⾼い病態モデルマウスを⽤いた⾮臨床試験を提供することで、新薬の開発を促進し、患者の皆様へ一日も早く新薬をお届けできるよう尽力しております。

すべての⼈に健康と福祉を

9産業と技術⾰新の基盤をつくろう産業と技術⾰新の基盤をつくろう

当社は、アンメットメディカルニーズの⾼い疾患における新薬の創出に向けた⾮臨床評価試験系の研究開発を⾏っております。特に、消化器および呼吸器疾患領域における研究開発に積極的な投資をしております。
MASH/NASHモデルとして世界的に認知されているSTAM™モデルに対して、臨床で注⽬されているバイオマーカーなどの新規データを取得し、臨床相関性の⾼いモデルとして更なる開発を進めております。MASH/NASHと共に、当社がこれまで注⼒してきた特発性肺線維症モデルのほか、今般の情勢により開発ニーズが⾼まっている肺炎に対するモデルマウスも開発しております。ウイルスによる肺炎およびその予後である線維化までの過程を臨床と類似した機序で病態を発症するモデルを開発し、クライアント様に提供しております。

オリジナル病態動物モデルSTAM™マウス (MASH/NASH モデル)

オリジナル病態動物モデル
STAM™マウス (MASH/NASH モデル)

4質の⾼い教育をみんなに質の⾼い教育をみんなに

当社は、多様な人材の育成を目指し、資格手当や研修制度を通じて、社員の資質と能力の向上を応援しております。
具体的には、広く海外からの人材を雇い入れ、国際感豊かな人材のための語学力支援や、資格手当、また、専門技術を必要とする研究員のための研修、各種資格手当等の付与が整備されております。
また、幅広い知識の習得を目指し、国内外の学会などへの参加、関連会社への海外研修などを実施・推進しております。

質の⾼い教育をみんなに

8働きがいも経済成⻑も働きがいも経済成⻑も

当社は、雇⽤創出に積極的に取り組み、継続した新卒採⽤・中途採⽤を実施しております。
企業として事業を拡⼤していくことで、⽇本経済の成⻑を⽀援していきます。

働きがいも経済成⻑も

動物福祉への取り組み

実験動物福祉への取り組み

SMCラボラトリーズは世界の医薬品開発⽀援を通して⼈類の健康と豊かさに貢献するために活動しています。動物実験は医薬品の研究開発に必要不可⽋であると同時に、動物は命あるものいう認識のもと動物福祉の向上に取り組んでいます。
実験動物を取り扱うにあたり、下記の動物福祉関連法規に準拠した「動物実験規則」を制定し、3Rs※の原則および動物福祉に配慮した⼈道的かつ科学的な管理に基づく適正な使⽤に努めています。
※Refinement:苦痛の軽減、Replacement:代替法の利⽤、Reduction:動物利⽤数の削減

動物福祉関連法規

私たちは動物福祉に関連する以下の法令等を遵守して動物実験を⾏っています。

  • 動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年10⽉1⽇法律第105号)
  • 実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準(平成18年4⽉28⽇ 環境省告⽰第88号)
  • 厚⽣労働省の所管する実施機関における動物実験等の実施に関する基本指針(厚⽣労働省通知 平成18年6⽉1⽇ 科発第0601005号)
  • 動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針(平成18年環境省告⽰140号)
  • 動物の殺処分⽅法に関する指針(平成19年11⽉12⽇環境省告⽰第105号)
  • 動物実験の適正な実施に向けたガイドライン(平成18年6⽉1⽇通知 ⽇本学術会議)
  • Guide for the Care and Use of Laboratory Animals; Eighth Edition(National Research Council, 2011)

3Rsの原則

私たちは3Rsの原則に基づく適切な動物実験計画の作成と実施により、動物福祉の向上に取り組んでいます。

  • できる限り動物に苦痛を与えないこと(Refinement)
    苦痛軽減、安楽死措置、飼育環境改善など
  • できる限り動物を供する⽅法に代わり得るものを利⽤すること(Replacement)
    in vitro(試験管内実験)への代替、重複実験の排除など
  • できる限りその利⽤に供される動物の数を少なくすること(Reduction)
    使⽤動物数の削減、科学的に必要な最少の動物数の使⽤など