弊社IPF試験の経験
本記事では、ブレオマイシン誘発性IPF研究における弊社の経験をご紹介いたします。
当社独自の MASH モデル以外で最もリクエストの多いモデルが、 肺線維症に対する薬剤の評価を目的としたブレオマイシン誘発 IPF モデルです。
過去 10 年間で、当社はブレオマイシン誘発性 IPF モデルを使用して 150 件を超える研究を実施し、さまざまな MoA を持つ候補薬をテストし、様々なパスウェイをターゲットにしてきました。これらの研究を通じて、当社は Ashcroft スコアと肺 CT スキャンのデータを用いて、データの相関があることを確認するなど豊富な経験と知識を獲得しました。過去の豊富な経験を活かし、お客様の研究設計を最適化し、データに裏付けられた試験をご提案しております。
組織学的画像と BALF の分析に加えて、マウスが生存している試験期間中に CT スキャンを通じて線維症の進行を評価できます。また、患者の肺の CT スキャンは、線維症の進行を診断するための一般的な方法です。したがって、前臨床評価中にCTを用いた評価をすることで、臨床段階に移行するためのより強力なデータを作成できます。
– 1 匹のマウスから全ての分析が可能なサンプル採材
(組織学、遺伝子発現、生化学、BALF分析)
– 線維症の重症度、体重減少、死亡率の評価に最適化
– 疾患誘発にマイクロスプレーを使用することで再現性が向上し、病態を均一化
– 10年以上の経験に基づく専門的な組織学的評価
– 臨床試験でも用いられているCTスキャンによる線維性病変の評価
– 陽性対照としてニンテダニブ(治療薬)とデキサメタゾン(予防薬)が利用可能
弊社の過去データをご覧になりたい場合や、ブレオマイシン誘発性 IPF モデルに関する詳しい情報をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。